初めてのコントラバスの選び方!
こんにちわ!
コントラバス販売専門店『ベースランド』代表の下川です。
”コントラバス”の購入を検討されている方へ、皆さんの不安を少しでも解消できればと思いこの記事にまとめました(^^)/
- 【コントラバスを選ぶうえで大切にするべきことは?】
- 【コントラバス選びの際に大事なことは?】
- 【コントラバス選びの際に考慮すべきことは?】
- 【その他のパーツや付属品については?】
- 【コントラバス弓の選び方は?】
- 【初心者にお勧めの楽器は?】
- 【当店のおすすめ】
【コントラバスを選ぶうえで大切にするべきことは?】
コントラバスだけに限らず、楽器選びにおいて最も重要なことは”お気に入り”を探すということだと考えます(^^♪
お気に入りの条件はもちろん人それぞれ!見た目で選ぶもよし、音で選ぶもよいですし、その両方がよいものがあれば最高の一台と言えます。
【コントラバス選びの際に大事なことは?】
まずは見た目から入るのもいいと思います。楽器店にたくさん置いてある楽器を見比べてみてこの楽器キレイだな~とかかっこいいな~と思うものをピックアップしましょう!
必ず試奏をしてみましょう!弦を指ではじいてみたり、弓でこすってみたり・・
弾けないからといって遠慮してはいけません。最初から上手に弾ける人間など存在しません!
試奏の際は店員にその旨を伝えましょう。
試奏時の注意点などをよく聞いておくといいです。
高い楽器は弾くのが怖いし、手が届かないからといって遠慮する必要はありません。高額なものはこんな音がするのかと参考にすると面白い発見があります。
気に入ったものがあれば、今度は店員にいろいろ尋ねてみましょう👇👇
【コントラバス選びの際に考慮すべきことは?】
●材質について
コントラバスの基本的な材質は表板がスプルース(松の仲間)、ネック、横板、裏板がメープル(楓の仲間)、指板が黒檀で作られています。
低価格の楽器では裏板や横板が合板であったり、指板が染色(堅めの木を黒檀に似せて黒く染めたもの)であったりします。
安かろう悪かろうということはありません。
材質は後々の状態変化や修理方法に影響してくるため、どんな材料を使っているのか知っておくことが重要です。
●楽器の状態について
状態をチェックする際に見ておきたい項目は”駒の高さ””ナットの高さ””指板の表面”です。
当店では商品をお渡しする際に必ず再チェック、無料調整をしてお渡ししますが、どのような状態か事前に知っておくといいと思います(^^)
写真の中央の弦が乗っている白いパーツを駒と呼びます。
この高さはある程度調整されていますが、高めになっていることが多いです。
試奏の時に弦が押さえにくく、ビリビリと雑音が出てしまったり、こんなに固くて大変なんだと思った時には店員にどれくらいの高さか聞いてみましょう。
写真の中央の弦が溝に乗っている小さな黒いパーツをナットと呼びます。
この高さも弦の押さえやすさに重要です。
高めになっている場合もあるので、最初に調整するのがおすすめです。
指板の表面の状態を判断するのは難しいです。商品の指板表面はお店で責任もって調整していますのでキレイな状態であると思いますが、中古商品の場合は注意が必要です。
もし弾ける知り合いがいるのであれば一緒に見てもらうとよいです。
【その他のパーツや付属品については?】
●弦
通常、弦はその楽器の価格に合わせて適したグレードのものが付いています。消耗品ですので最初に付属している弦をそれほど考慮する必要がありません。
バイオリンなどと違ってコントラバスの弦はセットで25000円~40000円ほどの高価なものですので、いいグレードの弦が付いていたら得したといえます。
●エンドピン、テールピース、ペグマシン
楽器の底の部分についているエンドピンやテールピース、ネックの先についている糸巻き(コントラバスではペグマシンといいます)などのパーツには形状や材質などの細かい種類がありますが、初めのうちはそれほど考慮する必要はありません。
よほど粗悪な安物でない限りはしっかりしたものが付いています。
知識としてどういったものか尋ねてみるのも面白いと思います。
●そのほかの付属品
必要な付属品は”ケース””松脂””クロス””チューナー”などです。
ケースは30,000~40,000円ほど、楽器の形状によっては入らない場合もあるので購入店舗にて実際に試して購入するようにしましょう。
松脂は2,000~4,000円ほどです。
コントラバス専用のものがあります。
いろいろな種類のものがありますので、店員と相談して決めましょう。
空ふき用のクロスを用意しましょう。
楽器店には専用のものが売っていますが、柔らかめの布であればなんでも大丈夫です。なるべく摩擦の少ないものだとなおよいです。
ティッシュでも代用できます。
※濡れ付近やアルコールティッシュは注意が必要です。楽器のニスによっては溶けるものがあります。
チューナーは置き型とクリップ型があります。
使用方法や見やすさ、機能などを考えて選びましょう。
【コントラバス弓の選び方は?】
コントラバス弓には大きく分けて”フレンチ弓”と”ジャーマン弓”があります。
↑↑フレンチ
↑↑ジャーマン
日本ではジャーマンスタイルの弓が広く普及しています。
弓の種類によって演奏法が違ってくるため、教室などで習う場合には念のため確認するとよいでしょう。
弓を選ぶ際には楽器の価格の3分の1が目安とよくいわれています。
かならずしもそうでなくてはいけないということはありません。
弓にも棹の硬さや強さ、軽さなど違いがあります。
試奏してみて持ちやすかったり、楽器との相性やご予算で決めるのもいいと思います。
【初心者にお勧めの楽器は?】
最初の楽器としてはオーソドックスなものを選ぶのがいいように思います。
楽器メーカーの商品でよくみられるこのようなコントラバスが演奏のしやすさ、コントラバスらしい音色、価格など全体的に考慮しても適していると思います。
楽器店でよく見るこの形状を『ガンバスタイル』と言います。
詳しくはこちらの記事から👇
コントラバスにもいろいろな形や大きさのものがありますが、演奏する際のフォームの基本を学ぶ上ではやはりこの形がいいと思います。
初めから個人製作家の楽器を購入したり、変わったコントラバスを購入するのが悪いことではありません。
お気に入りの一台に勝るものはありませんので、あくまで一つの参考にしていただければと思います(^^♪
【当店のおすすめ】
当店では現在、京都の製作所にて職人による手作業で製造されている『オリエンテ』シリーズを販売しています。
オリエンテシリーズではスタンダードモデルの『HB』シリーズがおすすめです。
取り扱いとしましてはHB-25, HB-35, HB-45の三種類があります。
楽器の特徴などについてはこちらをご覧ください。
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https://www.bassland-oriente.com/cont2/6.html
この記事に書かれていないことでも、疑問や不安に思ったことがあればお気軽にご相談ください。
ご連絡お待ちしておりますm(__)m
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